「家族葬なら一般葬より安くできる」と考えている方は多いのではないでしょうか。
たしかに家族葬は参列者の人数を抑えやすく、飲食費や返礼品などの費用も少なくなりやすいため、一般葬より費用を抑えられるケースがあります。
しかし、家族葬だから必ず安くなるとは限りません。
葬儀社の広告に掲載されているプラン料金だけを見て依頼すると、実際の見積もりでは追加費用が発生し、「思っていたより高かった」と感じることもあります。
この記事では、家族葬の費用が高くなる7つの理由と、できるだけ費用を抑えるためのポイントをわかりやすく解説します。
家族葬とは?
家族葬とは、家族や親族、親しい友人など、限られた人だけで行う葬儀のことです。
「家族だけで行わなければならない」という明確な決まりがあるわけではなく、数人から30人程度まで、さまざまな規模で行われています。
一般葬と比べて参列者が少ないため、落ち着いて故人とお別れしやすく、遺族側の対応負担を減らせるのがメリットです。
一方で、参列者が少ないからといって、棺や祭壇、搬送、安置など葬儀に必要な基本費用まで大幅に安くなるわけではありません。

家族葬は本当に安い?
家族葬は、一般葬より総額を抑えやすい傾向があります。
特に差が出やすいのが、料理や返礼品など、参列者数によって変動する費用です。
例えば、参列者が50人いる一般葬と10人程度の家族葬では、通夜振る舞いや精進落とし、会葬返礼品などの費用は大きく変わります。
ただし、葬儀費用のなかには参列者数にかかわらず必要になるものも多くあります。
そのため、「家族葬=必ず安い」と思い込んでしまうのは注意が必要です。
家族葬の費用を抑えたいなら、早めに料金を確認しておくのがおすすめです。
葬儀は突然必要になることも多く、亡くなってから短時間で葬儀社を決めなければならないケースもあります。
事前に資料を取り寄せて、プラン内容や費用を確認しておけば、いざというときにも落ち着いて判断しやすくなります。
まずは資料を取り寄せて、料金やプラン内容を確認してみましょう。
家族葬の費用が高くなる7つの理由
1.広告のプラン料金にすべて含まれているとは限らない
家族葬の広告では、「家族葬○万円〜」といった料金を見かけることがあります。
しかし、その金額だけで葬儀に必要なものがすべて含まれているとは限りません。
基本プランには最低限のサービスのみ含まれており、実際の葬儀では追加費用が発生することがあります。
- 遺体の搬送費
- 安置施設の利用料
- ドライアイス代
- 式場使用料
- 火葬料金
- 飲食費
- 返礼品
- 僧侶へのお布施
契約する前に、プラン料金だけを見るのではなく、最終的な総額がいくらになるのかを確認しましょう。
2.安置期間が長くなると費用が増える
亡くなってからすぐに火葬できるとは限りません。
地域や時期によっては火葬場が混雑しており、数日待つ場合もあります。
その間は安置施設の利用料やドライアイス代などが追加で必要になることがあります。
基本プランに安置料やドライアイス代が含まれていても、「○日分まで」と決められている場合があるため注意しましょう。
見積もりを確認するときは、何日分までプランに含まれているのか確認しておくと安心です。
3.搬送距離によって追加料金が発生する
病院や施設で亡くなった場合、遺体を自宅や安置施設へ搬送する必要があります。
葬儀プランには一定距離までの搬送費が含まれていることがありますが、規定の距離を超えると追加料金がかかる場合があります。
また、深夜や早朝の搬送に割増料金が設定されている葬儀社もあります。
病院から葬儀社を紹介されることもありますが、紹介された葬儀社で必ず葬儀を行わなければならないわけではありません。
可能であれば、費用やサービス内容を確認してから葬儀社を決めることが大切です。
4.祭壇や棺をグレードアップする
葬儀の打ち合わせでは、祭壇や棺、骨壺などを選ぶことになります。
基本プランの商品からグレードアップすると、当然ながら費用も高くなります。
特に花祭壇は、使用する花の量や種類、デザインによって金額が大きく変わることがあります。
「最後だから少し良いものにしてあげたい」と思うのは自然なことですが、予算を決めずに追加していくと、総額が想定以上になることもあります。
最初に葬儀全体の予算を決めたうえで、どこに費用をかけたいのか優先順位を考えるとよいでしょう。
5.料理や返礼品の費用が増える
家族葬でも、通夜振る舞いや精進落としなどの料理を用意するケースがあります。
また、香典を受け取る場合には返礼品も必要です。
当初は10人程度を予定していても、親族や故人と親しかった人を呼ぶことで人数が増えることがあります。
料理や返礼品は人数に応じて費用が増えるため、参列者が増えるほど葬儀費用も高くなります。
事前に「家族葬にはどこまで呼ぶのか」を家族で相談しておくと、予算も立てやすくなります。
6.お布施など宗教者への費用が別途必要になる
家族葬のプラン料金には、僧侶へのお布施などが含まれていないことが一般的です。
仏式の葬儀では、読経や戒名をお願いする際にお布施が必要になることがあります。
さらに、お車代や御膳料を渡すケースもあります。
葬儀社に支払う料金だけで予算を考えていると、こうした宗教関係の費用を見落としてしまうことがあります。
菩提寺がある場合には、事前に葬儀の流れや費用について確認しておくと安心です。
7.香典収入が少なくなる
家族葬は参列者が少ないため、一般葬と比べて香典の総額も少なくなりやすい傾向があります。
例えば、葬儀そのものの費用が一般葬より安くなったとしても、香典収入が大きく減れば、実際に遺族が負担する金額はそれほど変わらない可能性があります。
また、最近では家族葬で香典を辞退するケースもあります。
その場合、葬儀費用のほとんどを遺族側で負担することになります。
葬儀費用を比較するときは、単純な総額だけでなく、最終的な自己負担額まで考えておきましょう。

家族葬の費用を抑える3つのポイント
複数の葬儀プランを比較する
家族葬の料金は、葬儀社によって大きく異なります。
同じような価格帯でも、含まれているサービス内容が異なるため、金額だけで判断しないことが大切です。
特に、安置料や搬送料、火葬料などがプランに含まれているか確認しておきましょう。
追加料金が発生する条件を確認する
見積もりを受け取ったら、「この金額から追加になる可能性があるものは何ですか?」と確認しておくのがおすすめです。
確認したい項目には、以下のようなものがあります。
- 火葬料金は含まれているか
- 式場使用料は含まれているか
- 搬送費は何kmまで含まれるか
- 安置料は何日分含まれるか
- ドライアイスは何日分含まれるか
- 深夜・早朝料金はあるか
- 料理や返礼品を含めた総額はいくらか
「基本料金が安い」という理由だけで選ぶのではなく、最終的な支払額を確認することが重要です。
できれば生前に資料請求しておく
葬儀費用を抑えるうえで意外と重要なのが、時間に余裕があるうちに情報を集めておくことです。
家族が亡くなった直後は、悲しみのなかで搬送先や葬儀社、葬儀形式などを短時間で決めなければならない場合があります。
事前に資料を取り寄せておけば、料金やプランを家族で確認でき、焦って葬儀社を決めるリスクも減らせます。

家族葬を安さだけで選ばないことも大切
家族葬には、費用を抑えやすいこと以外にも、少人数でゆっくり故人とお別れできるメリットがあります。
そのため、「とにかく一番安い葬儀社を選ぶ」という考え方だけで決める必要はありません。
価格だけでなく、スタッフの対応や説明のわかりやすさ、追加料金の明確さなども比較しましょう。
葬儀は一度きりだからこそ、予算と内容のバランスを考え、家族が納得できる形を選ぶことが大切です。
まとめ|家族葬は事前に料金を確認すると費用を抑えやすい
家族葬は一般葬より費用を抑えやすい葬儀形式ですが、必ずしも安くなるとは限りません。
特に以下のような理由で、想定より費用が高くなる場合があります。
- 基本プランに含まれていない費用がある
- 安置期間が長くなる
- 搬送距離による追加料金がかかる
- 祭壇や棺をグレードアップする
- 料理や返礼品の費用が増える
- お布施など宗教者への費用が必要になる
- 香典収入が少なくなる
「家族葬○万円〜」という金額だけで判断せず、総額と追加料金の条件を確認することが大切です。
家族葬を検討しているなら、亡くなってから慌てて探すより、今のうちに資料を取り寄せて料金を確認しておくのがおすすめです。
事前に資料請求しておけば、家族葬のプランや費用をゆっくり比較できます。
さらに、資料請求をしておくことで5万円割引の対象になるプランもあるため、同じ葬儀を行う場合でも事前に準備しておいたほうがお得になる可能性があります。
今すぐ葬儀を申し込む必要はありません。「もしものときに、どのくらいかかるのか知っておきたい」という段階でも、まずは資料を確認しておくと安心です。
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※割引の適用条件や対象プランは変更される場合があります。申し込み前に公式サイトで最新の条件をご確認ください。


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