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越谷市で葬儀を検討している方のなかには、「越谷市に市民葬はある?」「越谷市斎場を利用すると葬儀費用を安くできる?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
越谷市には、棺や祭壇、搬送、葬儀スタッフなどを含む葬儀一式を、市が決めた定額で利用できる一般的な市民葬制度はありません。
しかし、越谷市が設置する公営施設の「越谷市斎場」があり、越谷市・吉川市・松伏町に住んでいる方は、火葬場や葬祭場、待合室などを市民料金で利用できます。
越谷市斎場は、通夜、葬儀・告別式、火葬までを同じ施設内で行える総合斎場です。式場から火葬場への移動が必要ないため、遺族や参列者の負担を減らしやすく、車両費などを抑えられる可能性があります。
この記事では、越谷市の市民葬制度の有無、越谷市斎場の火葬料金や式場使用料、市民料金の対象者、葬儀費用を抑えるポイントをわかりやすく解説します。
越谷市に市民葬制度はある?

越谷市には、葬儀社が提供する葬儀プランの内容や金額を市が統一した、市民葬儀や規格葬儀と呼ばれる制度は確認できません。
その代わり、公営の越谷市斎場を市民料金で利用することで、火葬料や式場使用料を抑えられます。
ただし、越谷市斎場は葬儀社ではありません。施設を利用する場合でも、次のようなサービスは別途葬儀社へ依頼する必要があります。
- 病院や施設からの遺体搬送
- 棺や骨壺の用意
- 納棺や遺体の処置
- ドライアイスや安置
- 遺影写真
- 生花や祭壇装飾
- 葬儀スタッフや司会者
- 料理や会葬返礼品
葬儀費用を考える際は、越谷市斎場へ支払う施設使用料と、葬儀社へ支払うプラン料金を分けて確認しましょう。
越谷市斎場とは
越谷市斎場は、越谷市大字増林にある公営の火葬場・葬祭場です。
| 施設名 | 越谷市斎場 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県越谷市大字増林3989番地1 |
| 主な設備 | 火葬炉、葬祭場、待合室、告別室、収骨室、霊安室 |
| 火葬炉 | 14基 |
| 葬祭場 | 4室 |
| 開場時間 | 午前9時から午後5時 |
休業日は、友引の日と1月1日・2日です。
火葬場と葬祭場が同じ施設内にあるため、通夜から告別式、火葬、会食までを一か所で行えます。
民間式場から火葬場へ移動する場合に必要となる霊柩車やマイクロバスの費用を抑えやすく、高齢の参列者や小さな子どもがいる場合も移動の負担を軽減できます。
市民料金を利用できる人
越谷市斎場では、越谷市・吉川市・松伏町に住んでいる方を「市民」として扱います。
次のいずれかに該当する場合、市民料金が適用されます。
- 亡くなった方が越谷市・吉川市・松伏町の住民である
- 葬儀を行う喪主が越谷市・吉川市・松伏町の住民である
故人が対象地域外に住んでいた場合でも、喪主が越谷市などの住民であれば、市民料金を利用できる可能性があります。
自治体によっては故人の住所のみで料金区分が決まることがありますが、越谷市斎場は喪主の住所も対象になる点が特徴です。
越谷市斎場の火葬料金
越谷市斎場の火葬料金は、年齢や市民区分によって異なります。
| 区分 | 市民料金 | 市民以外 |
|---|---|---|
| 12歳以上 | 10,000円 | 80,000円 |
| 12歳未満 | 5,000円 | 40,000円 |
| 死産児 | 2,500円 | 20,000円 |
| 改葬 | 5,000円 | 40,000円 |
| 身体の一部 | 5,000円 | 40,000円 |
12歳以上の場合、市民料金は1万円、市民以外は8万円です。
市民料金が適用される場合、市民以外の料金より7万円安く利用できます。
ただし、火葬料には棺、骨壺、搬送、安置、ドライアイスなどの費用は含まれていません。
越谷市斎場の待合室料金
火葬中に遺族や参列者が利用する待合室の料金は、次のとおりです。
| 区分 | 市民料金 | 市民以外 |
|---|---|---|
| 待合室1室・定員40人 | 4,000円 | 32,000円 |
越谷市斎場には14室の待合室があります。
火葬式を行う場合でも、火葬料のほかに待合室使用料が必要になることがあります。葬儀社から見積もりを受け取った際は、待合室料が含まれているか確認しましょう。
越谷市斎場の葬祭場使用料
越谷市斎場の葬祭場は、亡くなった方または喪主が越谷市・吉川市・松伏町に住んでいる場合に利用できます。
| 利用区分 | 使用料 |
|---|---|
| 葬祭場1室・定員80人 | 150,000円 |
| 葬祭場2室・定員160人 | 300,000円 |
葬祭場は全部で4室あり、1室の定員は80人です。2室をつなげることで、最大160人規模の葬儀にも対応できます。
式場使用料には、通夜から告別式までの利用料金が含まれています。
また、備え付けの祭壇が用意されており、仏式、神式、キリスト教式などに対応しています。
備え付け祭壇を使用しない場合でも式場使用料は変わりません。生花祭壇や追加の装飾を希望する場合は、別途葬儀社へ費用を支払います。
越谷市斎場の霊安室料金
自宅で故人を安置することが難しい場合は、越谷市斎場の霊安室を利用できる場合があります。
| 区分 | 使用料 |
|---|---|
| 24時間以内 | 2,000円 |
霊安室は、原則として越谷市斎場の葬祭場を利用する方が対象です。
火葬のみを行う場合や、民間の式場で葬儀を行う場合は利用できない可能性があります。空き状況や利用条件については、事前に葬儀社へ確認しましょう。
越谷市斎場で行える葬儀
火葬式・直葬
火葬式は、通夜や葬儀・告別式を行わず、火葬を中心に故人を見送る形式です。
葬祭場を使用しないため、家族葬や一般葬より費用を抑えやすいことが特徴です。
市民料金が適用される12歳以上の火葬では、火葬料1万円と待合室料4,000円が施設費の目安となります。
ただし、別途、遺体搬送、棺、安置、ドライアイス、骨壺、葬儀スタッフなどの料金がかかります。
一日葬
一日葬は通夜を行わず、葬儀・告別式と火葬を1日で行う形式です。
料理や通夜対応の費用を抑えられる可能性がありますが、越谷市斎場の式場使用料が半額になるとは限りません。
一日葬を希望する場合は、式場料金の扱いや利用時間を葬儀社へ確認しましょう。
家族葬
家族葬は、家族や親族、親しい友人を中心に行う小規模な葬儀です。
越谷市斎場の葬祭場は1室80人まで利用できるため、一般的な家族葬には十分な広さがあります。
参列者が少ない場合でも式場使用料は一律15万円となるため、民間の小規模式場と総額を比較することが大切です。
一般葬
会社関係者や地域の方など、多くの参列者を招く場合は、2室をつなげて利用できます。
最大160人まで対応できますが、参列者が増えるほど料理、返礼品、会葬礼状などの費用も高くなります。
越谷市斎場を利用するメリット
市民料金で火葬できる
故人または喪主が越谷市・吉川市・松伏町の住民であれば、12歳以上の火葬料は1万円です。
火葬場と式場の移動が不要
通夜、告別式、火葬を同じ施設内で行えるため、霊柩車やマイクロバスによる移動を減らせます。
備え付け祭壇を利用できる
式場使用料には備え付け祭壇が含まれているため、大がかりな祭壇を別途用意しなければ、祭壇費を抑えられる可能性があります。
駐車場があり車で参列しやすい
越谷市斎場には駐車場があり、車で参列する方が多い葬儀にも対応しやすい施設です。
越谷市斎場を利用するときの注意点
15万円だけで葬儀はできない
葬祭場の使用料15万円は、あくまで施設の利用料金です。
次の費用は含まれていません。
- 病院などからの搬送費
- 棺や骨壺
- 遺体の安置費
- ドライアイス
- 遺影写真
- 生花や祭壇装飾
- 葬儀スタッフ
- 料理や飲み物
- 会葬返礼品や香典返し
- 僧侶など宗教者への謝礼
葬祭場は対象地域の住民のみ利用できる
火葬場は市民以外でも利用できますが、葬祭場は故人または喪主が越谷市・吉川市・松伏町の住民である場合に限られます。
友引の日は休業する
越谷市斎場は友引の日と1月1日・2日が休業日です。
休業日や予約状況によって火葬までの日数が延びると、安置料やドライアイス代が追加される可能性があります。
施設へ直接依頼しても葬儀は行えない
越谷市斎場は葬儀社ではないため、搬送や納棺、式の進行などは行いません。
一般的には、依頼する葬儀社が斎場の予約や利用手続きを行います。
越谷市で葬儀費用を抑える方法
火葬式を検討する
通夜や告別式を行わない火葬式は、式場料、祭壇費、料理代などを抑えやすい葬儀形式です。
ただし、故人とゆっくりお別れする時間が短くなりやすいため、家族や親族と相談して決めましょう。
一日葬を検討する
通夜を省略することで、通夜振舞いやスタッフ費などを抑えられる場合があります。
菩提寺がある場合は、一日葬でも問題ないか事前に確認しておくことが大切です。
備え付け祭壇を活用する
越谷市斎場の式場使用料には備え付け祭壇が含まれています。
高額な生花祭壇を追加せず、必要な範囲で供花や装飾を用意することで費用を抑えられる可能性があります。
複数の葬儀社から見積もりを取る
越谷市斎場の施設料金は同じでも、葬儀社へ支払う搬送費、安置費、棺、ドライアイスなどの料金は異なります。
見積もりを比較するときは、次の項目を確認しましょう。
- 搬送できる距離と追加料金
- 安置日数と追加料金
- ドライアイスの回数
- 棺や骨壺の種類
- 斎場使用料が含まれているか
- 火葬料や待合室料が含まれているか
- 料理や返礼品の単価
越谷市では葬祭費5万円が支給される
亡くなった方が越谷市の国民健康保険に加入していた場合、葬祭を行った方に葬祭費5万円が支給されます。
申請には、主に次の書類が必要です。
- 葬儀代または火葬費用の領収書
- 会葬礼状など喪主を確認できるもの
- 喪主名義の振込先口座が分かるもの
- 本人確認書類
申請期限は、葬祭を行った日の翌日から2年以内です。
亡くなった方が後期高齢者医療制度に加入していた場合も、葬祭を行った喪主に5万円が支給されます。
会社の健康保険に加入していた場合は、埋葬料や埋葬費が支給される可能性があります。勤務先や健康保険組合へ確認しましょう。
葬儀後の供養方法も考えよう
火葬後は、一般墓、納骨堂、永代供養墓、樹木葬、海洋散骨などから、遺骨の供養方法を選びます。
お墓を持たない供養方法として海洋散骨もありますが、一度散骨した遺骨は元に戻せません。
家族や親族と十分に話し合い、後悔のない供養方法を選びましょう。
まとめ|越谷市斎場の市民料金で葬儀費用を抑えられる
越谷市には、棺や祭壇、搬送などを含む葬儀一式を定額で提供する市民葬制度はありません。
ただし、故人または喪主が越谷市・吉川市・松伏町の住民であれば、公営の越谷市斎場を市民料金で利用できます。
越谷市で葬儀を行う際は、次のポイントを確認しましょう。
- 12歳以上の市民火葬料金は1万円
- 待合室の市民料金は1室4,000円
- 葬祭場1室の使用料は15万円
- 式場使用料には備え付け祭壇が含まれる
- 葬儀社へ支払う費用は別途必要
- 故人または喪主の住所で市民料金が決まる
- 国民健康保険などの葬祭費5万円を申請する
葬儀社へ相談するときは、「越谷市斎場を利用したい」と伝えたうえで、搬送、安置、棺、式場、火葬、料理、返礼品などを含む総額見積もりを依頼しましょう。
※施設料金や利用条件は変更される場合があります。申し込み前に、越谷市斎場、越谷市または依頼する葬儀社へ最新情報をご確認ください。

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